2006-01-04から1日間の記事一覧

『妖精が舞い下りる夜』

小川洋子。 『博士の愛した数式』で話題の小川洋子のエッセイ集。‘90年〜‘92年頃のものなので10年以上前、著者30歳前後の頃。 「選ばれた言葉が輪郭を作り、切り捨てられた言葉が空洞を生み出す」 「(ツインピークス」の登場人物はみんな何かが欠け…

『ダ・ヴィンチ・コードの謎を解く』

サイモン・コックス著。 人に借りて読む。 この手の解説書がどれほど出ているかは知らないし、他のは立ち読みすらしていないのだけれど、これは、『ダ・ヴィンチ・コード』のだめなところはだめとはっきり書いているのがいい。事実と違う部分はちゃんとそれ…