2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『Darren Shan』 全12巻

『Darren Shan 』シリーズ全12巻 Darren Shan 著 『Cirque Du Freak』で始まるシリーズ。 著者と同じ名前のダレン・シャンはあるサーカスから毒蜘蛛を盗む。そして、それがきっかけとなって半分吸血鬼になってしまうのだ。 150ページほどの薄さと、大き…

『容疑者Xの献身』

東野圭吾著。 このミス1位にして直木賞。 このミス以前、直木賞以前に図書館にリクエストしたのに、9月20日すぎからこの間まで待った。 おもしろかった。 さほど厚くない本で、1段組。今の基準からすると長編の中では短い方だと思う。その分量で、「容…

『Angels & Demons』

Dan・Brown著。 『ダ・ヴィンチ・コード』の作者の前作。主人公も同じ。舞台はバチカン。コンクラーベが行われようとしているサン・ピエトロ寺院から、4人の枢機卿が消えた。その上、大爆発を起こす可能性のある反物質までもが、バチカンのどこかに仕掛けら…

「夢のチョコレート工場」1971年。

ジョニー・デップで映画化された原作ロアルド・ダールの『チョコレート工場の秘密』を、ディズニーが1971年に映画化したもの。 同じディズニーのせいか、チョコレート工場の中は、「オズの魔法使い」のマンチキンランドのようだった。こびとが出てくるの…

『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』

佐藤優著。 めちゃくちゃおもしろかった。 それに、あたまがいい人なんだな〜と思った。どういうところが頭がいいかというと、難しいことをわかりやすく書いているから。たとえ話なども素人にもわかりやすい。 鈴木宗男事件で、鈴木に先立って逮捕された外務…

「ミュンヘン」

スティーブン・スピルバーグ監督。 なんの予習もしないで見たら、ちょっとわからなかった、というか深読みしすぎてしまったところがあった。主人公アブナーが、いろいろな時に、ミュンヘン事件で人質や犯人たちが死ぬシーンをフラッシュバックで見る、そこが…

PARCO歌舞伎「決闘!高田馬場」

三谷幸喜作・演出。 おもしろかった。けど、いつもの三谷演劇と歌舞伎とのちょうど中間といった感じで、双方の味が幾分薄まった感もある。 だけど、多用される早変わり、時事ネタをいれた台詞、本来歌舞伎ってこういうものだったのだろうな、と思える楽しさ…