『弁護側の証人』

小泉喜美子著。
弁護側の証人 (集英社文庫 73-A)
本プロ」に紹介が続けて載っていたので図書館で予約。
1963年の本だからなんと42年前。だけど、全然古くない。西村京太郎の『殺しの双曲線』が、内容よりも感覚の古さが気になったのと対照的。
大金持ちのどら息子と結婚したストリッパーが主人公の話だから、設定自体がやや時代がかっていて、そのおかげもあるのかもしれないけれど。
これ以上は何を書いても先入観を与えてしまいそう。
素直に読んで驚くべし。